安全安心の証！ヒューマングレード

愛犬が毎日食べるご飯は当然安全で安心なことが絶対条件です。でもドッグフードはあまりに数が多すぎていったいどの製品が本当に安全安心かなかなか見極めが難しいものです。
そのような時は素材の品質に注目してみてください。これからドッグフードを選ぶときはヒューマングレードという言葉にぜひ注目を。

ドッグフードに使われるヒューマングレードとは

ドッグフードにおいて使用される時のヒューマングレードという言葉の意味は「人間が食べることができるほどの安全性」という意味で用いられます。
人間が食べるという基準を前提に考えると素材の新鮮さや保存状態、農薬の有無なども厳密に管理されます。
オーガニックという言葉も当然ヒューマングレードに当てはまります。
しかし人間に比べると動物の食への安全性は具体的な基準がなく、中には人間には発癌性が確認されている成分がドッグフードに用いられることも少なくありません。
ドッグフードにヒューマングレードの素材を用いるように義務づける法律はもちろんないうえに、ドッグフードに人間が食べることのできないレベルの素材を用いることへの明確な罰則もありません。
つまりドッグフードにどのような品質の素材や原材料をもちいるかは各メーカーの判断に任されています。
もちろんこの判断基準はそれぞれの国によっても異なります。国内で販売されているドッグフードの大半は外国からの輸入品ですから、飼い主目線で安全安心なドッグフードを選ぶことはますます難しくなっています。
共通する安全性の基準がないからこそ、人間が食べることができるかどうかという基準は大きな目安になります。
ヒューマングレードという言葉はまだまだドッグフード業界では新しい言葉ですがぜひ知っておきたい言葉です。

ヒューマングレードではない原材料とは

飼い主目線ではドッグフードにヒューマングレードの素材を用いていることが当然と考え、これまで素材や原材料へ疑いを持つことがまるでなかったという方も多いのではないでしょうか。
愛犬家の立場から見ると当然の考えですが、これは勝手な先入観にすぎません。実はこれまでヒューマングレードは当たり前ではなく、ヒューマングレードに当てはまらない肉や魚、野菜、穀物がドッグフードの原材料として長年にわたり用いられていました。例えば腐敗や劣化、残留農薬や汚染物質、病死した家畜など人間が食べることのできない食材や原材料をドッグフードに用いるのは日本だけに限ったケースではなく世界中のドッグフードメーカーの常識でした。
これらは廃棄や焼却処分される部位ですから当然安価でドッグフードを安価に製造するうえで欠かせない材料でした。
しかしこのような原材料が用いられていることがSNSや様々な方法で飼い主に知れ渡り、世界中で犬が家族同然の存在として扱われるようになったことで、ドッグフードの高品質化が進み、このような素材を使用せずにドッグフードを作ることが主流になりつつあります。もちろん良質で安全安心な素材や原材料を用いることでドッグフードの価格は高額になります。だからこそまだまだヒューマングレードの素材を用いているドッグフードはごくわずかですが愛犬の健康を考えるうえで今後はぜひこの言葉に注目をしてゆきましょう。

ヒューマングレードはどこでチェックできる？

ヒューマングレードの素材や原材料を使用していることは、各ドッグフードメーカーのHPやパッケージなどに記載されています。
ヒューマングレードと同意で使われる言葉として
・家族も食べることができる
・人間並みの安全性
・オーガニック基準をクリア
なども用いられています。言葉は違っても安全性を意味しているのでぜひこのような製品を選びましょう。